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匠の会の家づくり

日本には春夏秋冬の式があり、わたしたちはその季節の中で暮らしています。

自然素材を生した家づくり
健康創造住宅のこだわり
地域に適した家づくり
住まいと健康を考える
快適と温度・湿度

快適と温度・湿度
  日本には春夏秋冬の四季があり、わたしたちはその季節の中で暮らしています。
しかし、住まいは気温と湿度との影響が大きいことを考えれば、梅雨期も特異な季節なのです。だから、四季に梅雨期を加え五つの季節があると考えた方が、住まいの対策もはっきりとしてくるでしょう。そうすれば、今よりももっと快適な暮らしができるのではないでしょうか。
 

自然換気
日本は欧米に比べ年間の降水量が多く、したがって空気中の含有水蒸気量が多い、つまり湿度が高い国だといわれています。
このことが住まいにどのような影響を与えるのかということを考えてみましょう。
梅雨期や夏季に夜間の冷気によって建物内部に結露の危険性が生じることになるわけです。結露はカビの繁殖をひきおこし、シックハウスになりかねませんし、住まいの劣化にもつながります。
天気のよい日は窓を開けることはもちろん、躯体内の湿気を放出させる方法を考えねばなりません。これには、例えば、躯体内に外気を導入して排出を行う通気構法などが有効です。

自然換気を利用した住まい
(出典:「ふくおか型木造住宅」(財)福岡県建築住宅センター)




自然換気 計画換気
ガスストーブ、キッチンからは二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)などの汚染空気が出ています。また、わたしたちの呼吸によっても二酸化炭素が常に出ています。このように室内には排出すべき空気が存在しています。ただ単にキッチンに換気扇をつけただけでは、効率の良い換気はできません。これらを機械で計画的に排出しようというのが計画換気です。

結露対策
空気中には水分が含まれており、温度が高いほど飽和水蒸気量は上がります。ガラスや金属などの冷たい部分に空気が触れるとその部分の飽和水蒸気量が下がり、結露を引き起こすわけです。窓のガラスをペアガラスにしたり、窓枠を断熱性の高いサッシュにすると結露防止に効果があります。壁体内の結露は、断熱性能の低下ばかりではなく、カビの発生の原因にもなります。そこで、壁体内の室内側に防湿フィルムを貼って壁体内に水蒸気が入るのを防ぐ方法があります。

高気密とは・・・
高気密とは最近、住宅の高気密・高断熱化ということばをよく聞きます。住まいを高気密にすると、息がつまりそうなイメージがします。住まいに隙間が多く断熱性能が低いと、冷暖房時にそこから冷気や暖気が逃げていってしまい、エネルギーの効率が低下します。高気密・高断熱の本来の目的は省エネルギーなのです。高気密・高断熱住宅は機械換気と併せて設計する必要があります。冷暖房が不要なときな窓を開けて自然の風をいれればよいのです。また、内部結露防止の防湿フィルムを貼った壁は効果的に気密が高まります。


木が日本の住宅に適している理由
  資源の未来を考える
高度経済成長時代を中心にわたしたちは新建材など大量の石油製品を消費してきました。その結果、大量の二酸化炭素を放出し、地球温暖化・環境破壊という事態に直面しています。これからの時代は森林資源を有効に使うことで、それらを押えてゆかねばなりません。簡単にいえば、木を植え、育て、伐採する。そしてまた植える。その繰り返しで石油製品の消費は押えられるはずです。
21世紀はサスティナブル(持続可能な)、リサイクル(循環)型社会をキーワードに考えていかねばなりません。幸い木材は充分乾燥させ、その後も湿気対策をきちんと行えば長持ちします。役割を終えれば燃やすこともできます。その際、有毒ガスも発生しません。他の製品の原料にもなるさまざまな利点も併せ持っています。
まさに21世紀に最も相応しい建築素材だといえます。

湿気の多い日本の気候には木造が適している
最近の住宅は気密性が高まり、室内に溜まった湿気が抜けにくくなりました。閉めきった室内で干した洗濯物から、調理の際のキッチンから、ガスストーブから、またわたしたちの身体から水蒸気は発生します。それらが結露となり、カビが発生します。そのカビをダニが食べて繁殖し、ダニの死骸で室内の空気は汚れ、アレルギーや喘息などの健康障害を引き起こす原因となります。
結露の起きやすい箇所は、窓ガラス、浴室、キッチン、タンスの裏、押し入れ、壁のビニルクロスの表面等です。やっかいな結露・カビの発生を防ぐには、風通しを良くし、できるだけ乾燥させることが大切です。湿気を吸収したり、また乾燥が続くと水分を排出したりと、湿度調整機能を持っている木は、理想の材料といえます。

木を科学する
木には安らぎと殺菌作用があります。わたしたちが森を歩いていて、すがすがしい気持ちになれるのは樹木から発生しているフィトンチッドという物質のせいだといわれています。また、木にはわたしたちが今まで気づかなかった健康に良い効果があることが分かってきました。青森ヒバでつくった家は鎮静効果や咳を押える効果があるといわれています。また、スギには大脳を刺激して脳の働きを活発にする作用があるといわれています。さらにスギは香りがやさしく、住まいのみならず、弁当箱や箸、酒樽などにも使われていて、わたしたち日本人に昔からなじみのある自然素材です。
 

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